言語聴覚療法SPEECH AND LANGUAGE THERAPY
言語聴覚療法係
発語発声の障害、言語発達やコミュニケーションに
何らかの困難さを抱える子どもさんとその家族を対象に、
治癒・回復を促し、生活支援および自立支援をしていきます
初診では
評価の流れ ・・・・・ こんなところを見ています
問診
- 何にお困りなのか
- 運動の発達
- 食事の様子
- 就園先での様子
- ことばに関して、家庭でできていることしていること
…などをお聞きします
検査
- 言語発達遅滞検査(S-S法)
- LCスケール
- 絵画語彙発達検査(PVT-R)
- LCSA
- 質問―応答関係検査
- 吃音検査法
- 読み書きスクリーニング
- 聴力検査 等
診察
診察において、方針を決めます


子供の状況に合わせて、定期的なリハビリの頻度を決めます。
個別の言語聴覚療法を必要とするときは 月に2回
家庭や、園での成長の経過を見るときは 3か月~6ヶ月に1回 など
外来
気になることがあればご相談ください
ことばの発達がゆっくりと感じる
- 同年齢の子と比べて、ことばがの発達がゆっくりと感じる
- 簡単な言葉かけの理解が難しいと感じる
- 文字がなかなか覚えられない
- 会話が成り立たない
発音が不明瞭
- 概ね4歳を過ぎても発音がはっきりしない
- 特定の音が違う音に変わる(サ行がタ行になる等)
- ことばがスムーズに話せない
- 口蓋裂などの疾患がある

摂食(口腔機能)
- 哺乳、離乳食がすすまない
- 固い食材を食べれない
- あまりかまずに飲み込んでしまう
- 食べたり飲んだりするとムセる
- 発熱を繰り返す
- 誤嚥性肺炎の診断を受けたことがある
- よだれが多い

吃音(どもり)
- 「お、お、お、お母さん」のように音の繰り返しがある
- 「えーえほん」のように引き伸ばすことがある
- しゃべるときになかなかことばが出てこないことがある
- 話しづらくて顔をしかめたり、体を揺らしながら話すことがある
耳の聞こえ
- 呼んでも振り向かない
- テレビなど耳を傾けて聞こうとする
アプリの活用について
アプリを活用して、コミュニケーションの機会を図っています。 子どもとのやり取りには楽しい、やってみたいと思えるような思いを引き出すことが最も大事です。アプリを活用する機会を設けることで、ことばや気持ちの表現を引き出し、自発的かつ相互的なコミュニケーションに繋がるきっかけとすることができます。アプリも多種多様であり、迷路やパズル、絵本、花火などの遊び要素に加え、読み書きや数への興味から学習に繋がる機会にもなります。
スタッフからの一言
ことばの発達は、誰しもが気にかかるところです。「しゃべり始めがゆっくり」「語彙が増えない」「発音がはっきりしない」「上手く食べられない」など、ことばや口の機能について気になることがあれば、ご相談ください。子どもの成長を一緒に考えていきましょう。
